先輩からのメッセージ

「正職員になりたい」という夢は、ここで叶った。次の夢は「ケアマネージャーになる」事!

斉藤 典子(2013年入社)
学校を卒業後、フリーターをしばらく続けるうちに「もう少ししっかり働きたい」という思いが募り、ヘルパーの資格を取得して有料老人ホームで契約社員として2年半ほど勤務。その後「正社員として働きたい」と思うようになり、知り合いの紹介で当法人へ転職。

前職の同僚から「いいよ」と言われたのがきっかけ。

正直に話せば、どうしても「介護がやりたい!」と思ってこの業界や職種を選んだわけではありません。学歴も資格もない状況で、きちんと働くにはどうしたらいいか、と考える中で「介護職」が選択肢の中に現れて、ヘルパーの資格を取得して前職の有料老人ホームの面接を受けたら選んでいただけた、という感じです。当法人を知ったのは、前職で同僚だった方が先に転職されていて、「働いてみて、どう?」と聞いたら「いいよ」と応えられたのがきっかけでした。ちょうど正職員の募集も出ているし、一人で自立して生きていけるように正社員として働きたいと思っていた頃だったので、他の求人と比較することもなく、自然と正職員として働かせてもらえるようになった、という流れで今ここにいます。

当たり前のことにも「ありがとう」と言ってくれる。

「介護の仕事は大変そう」というイメージを持つ方は、多いのだろうと思います。確かに入浴や排泄のお世話など、体を使っての仕事になるので「肉体的に大変」というのはあるとは思います。でも入浴や排泄なんて誰でもすることだし、そのお世話を誰もしなかったらその方がかわいそうだし大変だ、と思うので、私は全く抵抗がありませんでした。有料老人ホームと当法人のような特別養護老人ホームで「違い」があるかというと、業務内容的には入所者様の一日の生活全般をお世話することになるので、私個人としては違いを感じることはありません。強いて言うなら、当法人の入所者様は、こちらが当たり前と思ってやっていることにも「ありがとう」と感謝の言葉をかけて下さることでしょうか。

「人が好き」「お年寄りが好き」ならきっと大丈夫。

こう言うと誤解されてしまうかもしれないのですが、私たちのような介護職に就いている人の中には、入所者様という弱い立場の方々へのお世話をすることで優越感を抱き、「よくがんばった、自分」といった具合に自己満足に浸ってしまう人もいるのではないか、などと考えたりします。「それは考え過ぎだろう」と、自分で自分に突っ込んでしまいますが、「もし自分がそんな風に考えるようになったらどうしよう」と不安に感じることがあると、「そんな考えにならないようにしよう」と自分を戒めたりもします。そうやって頭の中をぐるぐるとしているうちに、結局自分は「人と接するのが好き」「おじいちゃんおばあちゃんが好き」なんだ、という結論にいつもたどり着きます。難しく考えてしまう人もそうでない人も、「人が好き」「お年寄りが好き」ならきっと、この仕事に向いていると思います。

自分の将来ビジョンを応援してくれる雰囲気がある。

現在、ケアマネージャーの資格取得を目標に掲げているところです。それというのも、妊娠中の一般介護職では自分の場合、体力的に厳しいのではないか、という不安があり、スムーズに働くにはケアマネージャーの資格があればよいと思うからです。私はちょうど当法人へ入職する直前の29歳で結婚し、いずれ出産をしたいという夢を思い描いています。そんなプライベートな自分の将来ビジョンも応援してくれる雰囲気のある職場であることが、私にとっては大きな安心感に結びついていることは間違いありません。